近 江 八 幡 駅 前 自 治 会

        自 治 会 紹 介 近江八幡駅前           平成25年度6月号 まち協だより掲載
東郷画伯  「それはステンショより始まった」これは駅前町史の副題と考えている一節です。古老はご存知と思われますが、ステンショとはステーション(駅)がなまって呼ばれていたものです。明治22年、鷹飼地先の田園に「八幡駅」が開設されたことを発端に我が駅前町は誕生しました。以後、120余年を経て先人の努力により今日の栄光をみています。
 昭和4年に金田村の第九番目の自治会として結成し、平成26年で85年目を迎えます。戦前の駅前を知る人が少なくなりつつある今を逃しては、駅前町の生い立ちをまとめることが難しいとの気運が高まり、「駅前まちづくり委員会」の手により駅前町の歴史冊子を作成中です。駅前自治会発足85周年を記念して来年2月に発刊予定です。
 「八幡駅」の開設により、今までの水運から陸運へ物流が代わり、それぞれの思いから駅を流通拠点として駅頭から八幡街道沿いに各地から人が集まり集落が形成されました。古老からの聞き取りから、駅前町創世記から昭和中期にかけて八幡街道に沿って商店が軒を連ね繁栄したことが伺われます。一言で言えば駅前町は商店により形成された町と言えます。
 現在は、車社会への移行や量販店の進出、度重なる土地区画整理事業により町の様相は一変し、「八幡駅」周辺は住宅地として発展しておりますが、このようにほぼ一世紀にも及ぶ駅前町の沿革が理解できる冊子としてまとめているところですので完成をお楽しみいただければ光栄です。

「ふるさと金田 -まちづくりのあゆみ-」原稿より

ふるさと金田

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